matsu's room (仮)

サイクリングとその他雑多な日常に関する個人的メモ

SGX-CA600を少しだけ便利に ~ルート情報(tcx)に任意のキューを追加編~

せっかくナビ付きのサイコンになったので、スマホをマウントすることなく走りたい!
…けど、ルートラボで作ったコースデータをファイル保存してもチェックポイント情報が含まれないため、SGX-CA600に移植してもスタートとゴールしか分からない…
ということで、ルートラボから保存したtcxにキュー地点の情報を手作業追加して、任意の場所に案内を出す方法のメモ。

大雑把には、下記の手順になります。
(1) ルートラボのコース閲覧画面で、tcx形式でファイル保存
(2) tcxファイルに下記のようにキュー情報を追加
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<TrainingCenterDatabase xmlns="http://www.garmin.com/xmlschemas/TrainingCenterDatabase/v2">
<Folders/>
<Courses>
<Course>
<Name>任意のコース名</Name>

    <Trackpoint>
    <Time>2019-05-09T17:53:50Z</Time>
    <Position>
      <LatitudeDegrees>35.94146694444444</LatitudeDegrees>
      <LongitudeDegrees>139.57360194444445</LongitudeDegrees>
    </Position>
    <AltitudeMeters>17.8</AltitudeMeters>
    <DistanceMeters>79404.43091846062</DistanceMeters>
    </Trackpoint>
</Track>
<CoursePoint>
  <Name>キュー地点名</Name>
  <Time>2019-05-09T15:07:45Z</Time>
  <Position>
    <LatitudeDegrees>36.05385472222222</LatitudeDegrees>
    <LongitudeDegrees>139.6569663888889</LongitudeDegrees>
  </Position>
  <PointType>Generic</PointType>
  <Notes>説明文</Notes>
</CoursePoint>


</Course>
</Courses>
</TrainingCenterDatabase>
※ 追記する位置は</Track>と</Course>の間
※ <PointType>は表示アイコンの種別、Generic、Straight、Left、Rightなど(参考)
※ Timeは適当で良いが、PositionはTrackpointに同じ座標がないといけないらしい
(3) 保存してSGX-CA600の所定のフォルダにコピー

これで問題なくキューシート上に登録され、サイコンのキュー案内に表示されました。

CoursePointのPositionをどうするかは、好きな方法で構わないと思いますが、GPX Editorを使うと楽そうです。
(1) ルートラボからコースデータをgpx形式でエクスポートしGPX Editorで開く
(2) トラックを選択した状態でCtrl+P、カーソルが黄色の×に変わるので地点登録したいところで左クリックしWaypoint追加する
(3) 左ペインで(2)で追加したWaypointを右クリック、Propertiesを選択
(4) 緯度経度が分かるので、tcxファイル上で最も近い点を見つけ、緯度経度を取得
うーん、ツール使っても若干面倒くさい…。
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センチュリーラン埼玉(ハーフ)試走&SGX-CA600ファーストインプレッション

5/19(日)に開催される第34回センチュリーラン埼玉のハーフコースにエントリーしているので、サイクリングがてら試走しました(5/11)。
新調したサイコンでの初ライドでもあったので、合わせてメモを残しておきます。

【センチュリーラン埼玉ハーフ】
埼玉陸運支局~下早見(久喜白岡JCT付近)~古代蓮の里~道の駅いちごの里よしみ~埼玉陸運支局と一周する80km(制限時間5時間)のコース。埼玉県のみどころルート100と重複している区間が多く、個人的には「いつか来た懐かしい道」のコース設定。
さいたま・上尾辺りは交通量多めで要注意なものの、全体的には平地を高速に走り抜けられそうな感じでした。
試走時は気温28度以上と暑く、日陰もほとんどなかったため予想以上に喉が乾いたので、当日も天気には気を付けた方が良さそう。

試走記録
区間距離所要時間(実走時間)平均速度
埼玉陸運支局~下早見CP19.6km43:5627.0km/h
下早見CP~古代蓮の里CP22.1km44:4229.9km/h
古代蓮の里CP~道の駅いちごの里よしみCP13.9km33:1125.3km/h
道の駅いちごの里よしみCP~埼玉陸運支局23.8km59:0924.6km/h
合計79.4km3:00:4826.6km/h

だれにだれた後半も、思ったほど落ちてはいなかった。
ちなみに休憩・信号停止込みで所要3時間40分くらいだったので、とりあえずタイムは目標クリア。

【SGX-CA600】
初めてのナビ付きサイコンですが、使い勝手は良好。電池の使用状況は、5時間15分で残量57%(=使用量43%)だったので、使い切るまでだいたい12時間くらい。ほぼ仕様通り。以下感想。

操作感など
  • とにかく、スマホホルダー取り付けるよりコンパクトですっきりなのがいい!悪路でもバタバタ音がしない(笑)
  • 画面が見やすい。
  • ボタン操作なので、画面を凝視しなくても大概の操作は可能。

センサーまわり
  • センサーとの接続は問題なし。スマホアプリではたまにカウントされないことがあったが、そういうトラブルは全くなし。
  • 斜度、温度の値の精度は、イマイチ?斜度はやや反映が遅れている気がする。おそらくGPSでの高度差と移動距離から計算しており、1秒周期のため?温度は、多分せいぜい30度のところ、35度の表示。気温ではなくてサイコン本体の温度?

地図・ナビゲーション
  • 地図は相当シンプルなので、予めコース設定しておいてナビさせる分には問題ないが、ランドマークを探したり、普通の地図のように使うのには向かなさそう。GARNINのように目的地までの経路を自動反映してくれる機能もないので、事前の準備が大事。
  • 立ち寄り地点や道案内必要個所向けにキューシート作っておくと便利。
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